コメット電機の歴史
History
エステマシン開発の
進化を伝える企業博物館
創業から70年を超えた
コメット電機の歴史をご紹介
1950s
1952
「高橋電機」誕生
高橋 伸輔が東京都小金井市にて計測器メーカーとして創業。『コメット』商標の「電気テスター」を完成させ、「魚群探知機」などの製造、販売も行う。
1954
大手化粧品メーカーからスキンテスターの開発依頼を受ける。
1955
スキンテスター「MODEL S-11」
化粧品販売員がお客様の肌の水分量を測定する為の機器を開発。
Point
約1,000人の肌を対象にデータを取り、研究を重ねた。
各化粧品メーカーでは、基礎化粧品が次々と開発され、美容法にも変化が訪れる時代の中、「素肌こそ大切にすべき美しさの基本」という考えのもと、以前から研究していた「ラジオレヤー」から高周波が発生することにヒントを得て、本格的に美容機器の開発をスタートする。
1957
「MODEL P型/高周波美顔器」
独自研究によって高周波から発生するオゾンの効果を製品に活用し、開発した。
Point
当社美顔器第1号
ハンドマッサージの経験しかない方が、ガラス管でマッサージすると「化粧のノリが良い」と好評で、化粧品の販売員にとっては、訪問時のサービスに欠かせない機器となった。
1960s
1963
「コメットクリーナー」
コットンに水か化粧水を含ませ、先端にあるキャップの小さな穴から出る蒸気によって温めながら汚れを拭き取る「温熱式フェイスクリーナー」開発。
1965
「コード付オイルアイロン」
株式会社ヤマノ社の製品であるオイルアイロンに改良を加えてほしいとの依頼を受け、カールやウェーブが簡単にできるように両社で研究を重ね完成した。
1966
社名を
「コメット電機株式会社」
に変更
業務用美顔器「SG型」
化粧品業界の訪問販売も過当競争となり、顧客へのサービスが大きなテーマとなった時代、各社販売員が訪問先で美顔マッサージを行えるように、持ち運びのできるアタッシュケース型のBOXに、「スキンテスター」と「高周波美顔器」の機能を一つにし、化粧品のサンプルが入るように設計した、販売員専用の美顔器を開発。
家庭用美顔器
「MODEL P-3」
「MODEL PONY」
業務用美顔器「SG型」によるマッサージを体験した方々から、「家庭で手軽に体験できるタイプはないか」との要望を受け、すでに製品化されていた「MODEL P型/高周波美顔器」に改良を加え開発。
顧客のニーズにより「MODEL D型」「MODEL C-101型」と次々に開発。
1967
「コード付ペアアイロン」
「コード付きオイルアイロン」の取引先である株式会社ヤマノ社より、髪の毛を挟むアイロン部の直径を2種類にした業務用アイロンの発注を受け開発。全国の美容室で使われた。
1968
家庭用高周波美顔器 「MODEL P-30」開発
1969
「ヘアーオゾン」
理美容の専門家から「ガラス管で頭皮をマッサージすると効果的」との意見をもとに、頭髪専用機器を開発。
Point
欧米では男性の理美容への関心が高まっており、海外からも多くの需要があり、自社製品を海外に輸出するきっかけとなった製品。
1970s
1970
アイロンのコテ部分が回転できるよう改良した業務用「ローリングオイルアイロン」 開発。
1972
日本エステティシャン協会発足(現:日本エステティック協会)
ヨーロッパで発展した『エステティック』という名の普及とともに各種美容機器も輸入され始め、日本でも女性の美容への関心が急速に高まり、協会が発足。スチーマーはエステティックに必要不可欠な機能の1つとなり、総力をあげて開発に取り組む。
1973-1974
顧客のニーズに合わせた製品を次々に開発。
・家庭用高周波美顔器「MODEL P-32」(1973)
・業務用「コーム式ドライヤー」(1973)
・家庭用高周波美顔器「MODEL P-30DX」(1974)
1975
業務用スチーマー
「MODEL S-105」
総力を結集し、スチーマーという新たな分野の製品を生み出すため、研究・開発に3年の歳月を費やし完成。
Point
創業者の高橋伸輔は、研究の過程で、既存の高周波美顔器から発生する高周波を蒸気に近づけると、蒸気が微粒子化する事を発見。これをスチーマーに応用し、製品化すべく日夜研究を重ね、「MODEL S-105」が誕生した。
業務用総合美顔器
「MODEL NE-81」
業務用スチーマー「MODEL S-105」の蒸気は予想以上の反響を呼び、スチーマー、高周波美顔器、スキンテスター、クリーナー、ブラッシング機能を搭載。国産総合美顔器の先駆けとなった。
日本健康治療機器工業会(現:日本ホームヘルス機器協会)会員となる。
業務用「コメットクリーナー」
温熱式フェイスクリーナーを改良し、吸引式へと進化させた。2種類の吸引ゴムを装備し、使用部位による使い分けが可能となった。
1976
家庭用高周波美顔器
「MODEL P-32DX」
既存のP型高周波美顔器をスタイリッシュに改良。
1978
業務用
「コードレスオイルアイロン2ホールベース」「コードレスオイルアイロン
5ホールベース」
温度調節が可能なベースを開発したことで、アイロンのコードレス化を実現。使い勝手が格段に向上し、ウェーブやカールに応じた太さの違うアイロンを同時にセットすることが可能となった。
1979
業務用スチーマー
「MODEL S-105N」
「MODEL S-105」をコンパクトに改良。「スチーマー」機能に「吸引式クリーナー」を搭載。
ヤマノ高周波美顔器
「MODEL Y-48DX」
株式会社ヤマノビューティメイト(現:山野愛子どろんこ美容株式会社)より依頼があり、高周波美顔器にクリーナー、赤外線を搭載。
1980s
1980
業務用総合美顔器を次々に開発
化粧品販売員および美容室からの要望により高周波、クリーナー、赤外線、テスター機能などを複合した業務用総合美顔器を次々に開発。
1982
ホームエステマシン
MODEL 「S-107/C-102」
扶洋薬品株式会社(現:株式会社フヨウサキナ)からの依頼により、「MODEL C-101N」と「MODEL S-105N」の機能を一体化させた本格的なホームエステ専用の機器を開発。ホームエステマシン第1号となる。
1983
業務用スチーマー 「ALTEC 210A」
美容サロンからの依頼により開発。
扶洋薬品株式会社の協力のもと、販売した製品をお客様により良い状態で末永くご愛用していただくために、定期的に全国で機械を点検、整備する「アフターフォローキャンペーン」実施。
1985
ホームエステマシン
「Cosmic 203/218」
2代目となるフヨウサキナ専用マシンを開発。スチーマー、テスラー(高周波)、クリーナー、タイマー、メロディ、赤外線(オプション)機能を搭載。
業界では先駆的に、 お客様サポート専用フリーダイヤルを導入。
1986
業務用肌診断カウンセリング機器「CAT’S SCOPE」
美容室専用高周波機器
「MODEL P-100」
家庭用高周波美顔器「MODEL G-111」開発
1988
業務用ドライヤー
「TURBO 2001」
業務用スチーマー
「MODEL ST-3000」
1990s
1990
ホームエステマシン
「Cosmic 303/313」
「Cosmic 203/218」をより進化させ、スチーマー、テスラー、クリーナー、赤外線を一体化し、鏡横には蛍光灯ランプを搭載。高さ調整が可能な専用スタンド(オプション)も開発。
1991
業務用高周波美顔器
「POP-38/テスラー機能搭載」
「POP-38E/テスラー、クリーナー機能搭載」
「MODEL P-32DX」を、丸みを帯びたシンプルなデザインへモデルチェンジ。
1992
山野愛子どろんこ美容
専用総合美顔器
「MODEL ST-2424」
スチーマー、テスラー、低周波、クリーナー、赤外線(オプション)が搭載。エステの施術を行いながらスチーマーが使用できるように、スチーマーの角度に加え蒸気噴出口の角度も調整可能な業務用総合美顔器。
1994
東京都武蔵野市中町に新社屋を竣工(事業本社として統合)。
1995
たかの友梨専用美顔器
「MODEL Vicky-Ⅲ」
テスラーに加え、ガラス管で行うパター機能、バキューム機能を搭載。
・阪神淡路大震災で被害に見舞われたお客様の「修理特別対応」を実施。
・日本エステティック工業会正会員となる。
1996
美容室専用高周波美顔器「MODEL P-308」開発
1997
ポーラレディ専用スチーマー
「ESTHE POLA MINI EX」
販売員が訪問先でスチーマーマッサージを行えるよう持ち運びができ(ショルダーベルト付き)、施術を行いながらスチーマーが使用できるように、スチーマーの角度調整に加え、蒸気噴出口の角度も調整可能な販売員専用マシン。
1998
ホームエステマシン
「Cosmic・duo 501/503」
ホームエステマシンとして、国内初のダブルスチーマーを搭載。自然光に近い照明や蛍光表示ディスプレイを装備したハイエンドマシンを開発。
Point
家庭用スチーマーに革命をもたらし、生産台数が30万台を超える大ヒット商品となった。
1999
ホームエステ機器50万台出荷。
2000s
2002
創業50周年を迎える
シンボルマークとして「コメットループ」、「スローガン」のCIを導入。
ホームエステマシン
「Cosmic MIEUX 705/706」
「Cosmic 303/313」の後継機種として開発されたコスミックミュー(フランス語で「よりいっそう良い、優れている」という意味)は、斜めにカットされたデザインで軽量化を実現。部品をコンパクトに収納でき、使いやすさもアップした。カラーも「セルリアンブルー」と「オーロラオレンジ」を展開。また、脂性肌の方など赤外線を使用しない方用に「赤外線」が付属しないタイプも販売。
2004
ホームエステ機器70万台出荷。
2010s
2010
ホームエステマシン
「saqina pino」
長年の研究の結果「電子式テスラー」を開発。置き場所を選ばないコンパクトなセパレートモデルとして、スチーマーとテスラー、クリーナーが別体型となっており、リビングや寝室、お好きな場所でお好きな時間にお手入れが可能。
2011
ホームエステマシン
「saqina mieux」
必要な機能がコンパクトにまとまった、オールインワンタイプのスタンダードモデル。好みに応じて2色のポップなカラーを展開。電子式テスラー、ワンタッチ式吸引ゴム搭載。
東日本大震災で被害に見舞われたお客様の「修理特別対応」を実施。
2012
ホームエステマシン
「saqina BIJOU」
「Cosmic・duo 501/503」の後継モデルとして開発。ダブルスチーム、電子式テスラー、LED照明、コードレスクリーナー、音と光で癒しを演出するオリジナルLEDロゴを搭載したオールインワン・ハイエンドモデル。
創業60周年を迎える
フヨウサキナ社と合同で周年イベント“30&60 thanks anniversary”全国4カ所で開催。
60周年記念限定ガラス管の販売。
ホームエステ機器90万台出荷。
「saqina lune」
フランス語で月を意味する「ルネ」。
気軽に持ち運べる事が可能な「大きさ」「形状」の電子式テスラー。
デザインも機能もシンプルなタイプ。
2013
お客様により安全で、かつ安心してマシンを使い続けていただくことを目的とし、ご購入から10年以上経過したホームエステ機器を点検する制度「あんしん10検(てんけん)」運用開始。
2018
ホームエステ機器100万台出荷。
2019
ホームエステマシン
「saqina Lulucie」
歴代オールインワンモデルの中で最も「コンパクト」且つ「軽量化」を実現。
上下にスイングするダブルスチームと赤外線機能で性能が大きく向上した画期的なモデル。
特許取得済み
特許第6746832号
特許第6746833号
実用新案登録済み
登録新案第3211227号
登録新案第3212305号
2020s
2021
埼玉県所沢市に所沢事業所開所。
2022
ホームエステマシン
「saqina Lulucie LEDライト付」
Lulucieの基本機能向上に加え、大型化した鏡に女優ライトを搭載。肌本来の色を見ながら心地よくお手入れすることが可能となった。
「saqina handy tesla」
小型軽量で、コードレスタイプ。手軽に持ち運びが可能となったハンディ型テスラー。
創業70周年を迎える
創立70周年記念式典を開催。